大自然の中に浸りたくなった。

仕事場にいて、周りから無機質に聞こえてくる、「ガチャガチャ…」というパソコンのキーボードを叩く音。
聞いているだけで頭がよじれてきそうな、気がどうにかなってしまいそうな音。

どこか遠く、静かな時を過ごしたい。土か水に半ば同一化して、ゆったり流れ行く時間に身を任せたくなった。

長野の山村か、九十九里の砂浜か。富士山の見える草原か、朝日がきれいなあの丘の上か。北海道の大草原か、沖縄の海か。

どこもいいところだ。

一人の時間もいいし、みんなとの時間もいい。

「お帰りなさい」という言葉を待っているぼくがいる。

ギャップがあるからこそ感じられるシアワセ、もあるかもな、と思った。

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